色による抽象的連想
赤-興奮、歓喜、緊張、活動
橙-健康、元気、活発、喜び
黄-明朗、陽気、元気、楽しい
緑-新鮮、平安、平静、若々しい
青-深遠、忠実、理想、落ち着き
紫-高貴、神秘、心配、疾病
白-清潔、純粋、公正、無邪気
灰-憂欝、不安、落ち着き、哀れ
黒-厳正、不安、陰欝、死滅
横軸に寒暖、縦軸に柔硬をとり、色からうけるイメージを座標上で表したもの。
次の4つのエリアに分けられる。
ウォームソフト-「甘」で表される暖色系の明るい色の領域
可愛さ、甘さ、幼さ、カジュアルなどのイメージ
ベビーピンク、ピーチ、アイボリー
ウォームハード-「熟」で表される暖色系の暗い色の領域
豪華、重厚、野生的などのイメージ
ブラウン、海老茶、ゴールド
クールソフト-「涼」で表される寒色系の明るい色の領域
爽やか、清らか、澄んだ、シャープなどのイメージ
スカイブルー、ペールアクア、コバルトグリーン
クールハード -「厳」で表される寒色系の暗い色の領域
理智的、端正、フォーマル、厳粛などのイメージ
ネイビーブルー、ロイヤルパープル
要素となって決まる。
・色相
暖色系-動きがあり、楽しいイメージ
寒色系-静かな印象が強く、淋しいものがかなりある
・明度
高明度-柔らかくて、軽く感じる
低明度-硬くて、重く感じる
・彩度
高彩度-派手
低彩度-地味(中間色の場合)
・その他の感情効果
強・弱-一般に高彩度の色は強く感じ、低彩度の色は弱く感じる。
陽気・陰気-暖色系は陽気に感じ、寒色系は陰気に感じる。
また、高明度、高彩度の色は陽気、低明度、低彩度の色は陰気。
男性的・女性的-日本では一般的に、赤を中心としたグループは女性的に、青を中心としたグループは男性的とされている。
また、明るい色は女性的、暗い色は男性的な感情効果を持つ。
SD法-アメリカの心理学者オスグッドが開発した分析手法。
「評価性」「活動性」「力量性」の因子に分けて分析する。
色彩では「評価性」は好き・嫌い、美しい・汚いなど、「活動性」では暖・寒、動・静、派手・地味など、「力量性」は強・弱、硬・軟、軽・重などの因子となる。
☆応用例
- 室内の配色では、天井を暗い色にすると重く感じ、頭の上から圧迫されるような感じを受ける。