紀元前3世紀 | 弥生時代 | 縄文、弥生時代には、赤や褐色など赤色系に彩色され土器が使われていた。 邪馬台国では、染色技術が可成り発達していた。 ★146年、邪馬台国で卑弥呼が女王になる。 |
200 | 古墳時代 | 中国との交易に、日本の染織品が用いられていた。 古墳時代の後期になると、古代民族色彩(祈りの色彩)があったと見られて いる。 ★200年ころ、大和朝廷国土統一す。 ★仁徳天皇陵ができた。 |
552 | 飛鳥時代 | 仏教が伝来し、日本古代の民族色彩の発達を促した。 603年官位12階制が制定される。 此のころ、藍と紅花が渡来したと言われている。 ★645年、大化改新。 |
645 | 奈良時代 | 大宝の服装令が制定された。(701年) 日本民族色彩が染法とともに固定した。 ★794年、平安京に遷都。 |
794 | 平安時代 | 宮廷色彩が日本の色彩の主波となる。 927年「延喜式」が完成する。 平安前期は仏教色彩、中期以後は貴族色彩全盛。 ★中期「源氏物語」、「枕草子」など王朝文学が世に出る。 |
1186 | 鎌倉時代 | 貴族の色彩が次第に後退庶民の色彩が勢力を延ばしはじめる。 染色のための紙型が発明される。 ★1185年、平家滅亡。 ★1281年、元冦。 |
1334 | 室町時代 | 木綿が実用化される。色が織物の1要素になる。色に宗教の影響が表れる。 地方に、草木による染色や織物産業が生まれる。 ★1334年、建武の中興。 ★1467年、応仁の乱。 |
1573 | 桃山時代 | 色が模様や織の中に生かされた時代。 武家型多彩時代の始まり。男女の帯が使われだす。 |
1603 | 江戸時代 | 色彩の主流は、藍、茶、黒、白である。 1691年、友禅染が生まれる。 江戸中期以後、民衆色の藍の染めが全盛となる。 ★1624年、桂離宮が完成。 |
1868 | 明治時代 | 江戸時代末期、英国で合成染料が発明される。 (1856年、ウイリアム.パーキンによって) ↓ 世界共通色彩時代 |