「初心忘れるべからず」と入学当時にスケッチブックに書いたことを思い出してみると、今の自分自身それが出来たかと思うと反省しなければならないところがあったと思います。もっと1日1日を大切に使わなければいけないと思いました。

入学したころは「彫金」と一言でいっても何をするか分かりませんでした。でも丁寧に基礎から教えてもらううちに例えば立体物であるアクセサリー等の表現手段として基礎製図の三面図、1点透視図法、2点透視図法から始まり、レンダリング基礎、作業をする制作実習準備、そのままの状態では貴金属の加工に適さないため工具補正、リング制作、打ち出しアクセサリー制作、宝石の描き方など色々なことが出来るようになり楽しさも覚えました。

指輪制作では爪留め、覆輪留めは宝石や貴石を傷つけないように留めるのが苦労しました。自由制作ではブレスレットやデザインリングを制作しました。金属精密描写では金属の持つ特有の質感、光沢、硬さ等も立体的に表現するのが難しかったです。卒業制作では銀の小箱を作りました。デザインは箱全体に唐草模様を使い、隙間の部分を透かしの技法を使いました。蓋の嚙み合わせに苦労しましたが完成した時には最後までやり遂げた達成感でいっぱいでした。

河原デザインスクールで学んだことは「最後までやり遂げること」と、「初心忘るべからず」という気持ちを大切ににしなければいけないことを学びました。卒業後は勉強したことを生かして彫金の仕事へ就くことが出来るように頑張りたいです、色々とありがとうございました。

本科 彫金工芸コース 楚和徳康

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