私は小さな頃から「イラストを描くこと」が好きで、将来もイラストを描いていきたいと思っていましたが、実際は詳しい知識もなければ、どんなことなのかもよく分かっていなかったので「グラフィックデザイン」を勉強しようと思いました。でも「グラフィックデザイン」といっても漠然としていて四方八方に広がっている世界で「デザイン」がいかに多種多様なものかが知識を得ることで少しずつ見えてきました。

「グラフィックデザイン」で与えられた課題も様々ありデザインをしていく中で考慮する点、必要性を知ることが出来ました。私は、色彩のセンスがあまり自信が無く、配色することよりもきれいにまとめようとし、補色の配色などにバランスの悪さを感じてしまい、いつも統一された配色ばかりしてしまいました。でも、カラーコーディネーターの色彩について学んで、それがとても偏った考えだったと気す付きました。バランスがとれたものに「変化」を入れることで「アクセント」となり、小さなアクセントがバランスのとれたものをより一層ひきつける魅力を持つのだとわかり、今まで自信のなかった配色も工夫をしながら出来るようになりました。

今まで「イラストを描く」という自分の主観的な面からでしか描いていなかったので「デザインをする」という客観的な面から描いていくことの大変さや大切さを知ることが出来ました。これからも、学んでやってきたことをベースに、色々なデザインをしていきたいと思います。

本科 グラフィックデザインコース 本間有里古

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