河原デザインスクールの色彩講座


サイトトップ色彩講座トップ > 色彩講座

河原デザインスクールの色彩講座D色の不思議な働き

前へ ■燈…健康に憧れる色 次へ


昭和四十八年(1973年)に起こった、オイルショックで、わが国の高度成長は終わりました。 それから2〜3年の間、オレンジ色の嗜好が高くなり、この色の商品の売れ行きが急上昇しました。 何故でしょうか。高度成長期の豊かな生活が終わって、殆どの日本人は欲求不満に陥ってしまいました。又、1990年頃、オレンジ色の服を着た ご婦人の姿が多少目立ちました。これもバブルの弾けた後の不景気が、欲求不満を助長し、オレンジ色の流行につながったのだと思われます。

オークル系の肌色の多い日本人には、オレンジ色が良く似合うようです。例えば口紅の色にしても、オレンジ系の色は顔を華やかに見せてくれます。 やはり、健康的でハツラツとしたオレンジ色の表情が、晴れやかさを感じさせているのでしょう。

色の中でも最も健康的なイメージを持っているオレンジ色。加えて、心の温かさを伝えてくれる飾り気のないオレンジ色。 保健強壮剤のパッケージや錠剤の色に多く見られるのも、オレンジ色の健康な感じが、薬を買う人の願望にマッチしているからです。 オレンジ色は私達にとって、愛すべき色であるといえます。


トップページ 資料請求 入学相談 学費 アクセス 生徒作品 サイトマップ 気軽にお電話ください 06−6453−4351 〒530-0001大阪市北区梅田1-2-2大阪駅前第2ビル2F