河原デザインスクールの色彩講座


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色彩講座.1 健康とカラー

■色から受ける感情効果 次へ

色による抽象的連想 赤−興奮、歓喜、緊張、活動 橙−健康、元気、活発、喜び 黄−明朗、陽気、元気、楽しい 緑−新鮮、平安、平静、若々しい 青−深遠、忠実、理想、落ち着き 紫−高貴、神秘、心配、疾病 白−清潔、純粋、公正、無邪気 灰−憂欝、不安、落ち着き、哀れ 黒−厳正、不安、陰欝、死滅

色のイメージ分布図 横軸に寒暖、縦軸に柔硬をとり、色からうけるイメージを座標上で表したもの。 次の4つのエリアに分けられる。 ウォームソフト−「甘」で表される暖色系の明るい色の領域 可愛さ、甘さ、幼さ、カジュアルなどのイメージ ベビーピンク、ピーチ、アイボリー ウォームハード−「熟」で表される暖色系の暗い色の領域 豪華、重厚、野生的などのイメージ ブラウン、海老茶、ゴールド クールソフト−「涼」で表される寒色系の明るい色の領域 爽やか、清らか、澄んだ、シャープなどのイメージ スカイブルー、ペールアクア、コバルトグリーン クールハード −「厳」で表される寒色系の暗い色の領域 理智的、端正、フォーマル、厳粛などのイメージ ネイビーブルー、ロイヤルパープル

色のイメージは色相、明度、彩度の3属性に加えて、清色か、中間色かということが要素となって決まる。 ・色相 暖色系−動きがあり、楽しいイメージ 寒色系−静かな印象が強く、淋しいものがかなりある ・明度 高明度−柔らかくて、軽く感じる 低明度−硬くて、重く感じる ・彩度 高彩度−派手 低彩度−地味(中間色の場合) ・その他の感情効果 強・弱−一般に高彩度の色は強く感じ、低彩度の色は弱く感じる。 陽気・陰気−暖色系は陽気に感じ、寒色系は陰気に感じる。また、高明度、高彩度の色は陽気、低明度、低彩度の色は陰気。 男性的・女性的−日本では一般的に、赤を中心としたグループは女性的に、青を中心としたグループは男性的とされている。また、明るい色は女性的、暗い色は男性的な感情効果を持つ。

色の感情効果の研究分析にはSD法がよく用いられる SD法−アメリカの心理学者オスグッドが開発した分析手法。 「評価性」「活動性」「力量性」の因子に分けて分析する。色彩では「評価性」は好き・嫌い、美しい・汚いなど、「活動性」では暖・寒、動・静、派手・地味など、「力量性」は強・弱、硬・軟、軽・重などの因子となる。 ☆応用例 室内の配色では、天井を暗い色にすると重く感じ、頭の上から圧迫されるような感じを受ける。


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