河原デザインスクールで、たくさんの事を学びました。コンピュータの授業では自分の作ったキャラクターを動かしてみたり、3Dで作ったりして、手描きとはまた違ったデザインの楽しさ、可能性を知ることが出来ました。

「手描き、はもう時代遅れなのかな。」と思いかけていた私にとって、コンピュータとは、まず基本の絵を確立し、それを生かす為の一つの手段なんだ、という事を知れた事で、手描きの大切さを知る事も出来ました。

そして、色彩について学びました。人間の生活の全ての面で、色が大きく関わっているとは、深く考えた事のなかった分野でしたので、興味深く、本当に楽しいものでした。 インテリアの授業からは、今まで自分が全く知らなかった世界の一片を見せてもらい、私にとって、とても貴重な時間となりました。

デッサンの授業からも、たくさんの大切な事を学びました。絵を描く時に、見えている部分を描くだけでは不十分で、見えない部分である対象物そのものの持つ本質を見て描く、という見方はとても勉強になりました。

そして、手描きからコンピュータまでグラフィックの勉強を通して、体全体で人の話を聞く、物を見る。という事を教わり、集中力を培えるようになりました。絵は、心を豊かにするものなのだ。と思えるようになりました。 学校で学んだ事を忘れず、自分が満足するものではなく、見る人の心が暖かくなるような絵を描き、一人一人にとって心地良いデザインが出来るように、日々努力して行きたいです。

スケッチブックの最初のページに書いた、「初心忘れるべからず」という言葉をいつも心に留め、最初に「絵を描きたい!」と思った気持ち、描いていて「楽しい!」と感じた気持ちを、いつまでも忘れず、絵を描き続けて行きたいと思います。

グラフィック専攻 桒原 智子