卒業にあたって、まず一番に言いたいのはよくここまで私を見捨てずに指導して下さったことです。どれ程感謝しても足りないと思っています。
基礎課程が終り、専門課程の新聞広告、パッケージデザインへ…。 アイデアに詰まりながらも作品を作っていきました。 時折アイデアが全く出て来なくて行き詰まりましたが、そんな時いつもアドバイスをして下さったのは先生でした。本当に感謝しています。こうして出来上がった作品は評価が悪くても すごく愛しくなってしまいます。出来の悪い子程可愛いといいますが、出来の悪い作品ほど愛しくなってしまいます。「大げさな」といって友人達はバカにしますが、でもやっぱり自分の手で作り上げる物は、素晴らしいし、愛しいと思います。
学校はとても好きでしたが、自分の要領の悪さに、不器用さに、少しずつ焦りと 失望が生まれていました。そんな毎日の中で答えを探そうと本を読んだり、絵を見にいったり、街中で通り過ぎていく人をガラス越しにじっと見ていたりしましたが、何の答えも出せずにただ時間ばかりを費していました。そんなある日に友人に会いました。
そして「努力するしかないんとちがう?今までやって来た事全部無駄にするつもり?」と言われて気がついたんです。 あたり前の事を言われたのに言われるまで気がつきませんでした。 私は先を見るのが怖くて逃げていたんです。 ようやく気をとり直して、やっとこの文章を書くところまで来ました。
自分一人の力ではここまで来れなかったでしょう。 友人の助言と先生のアドバイスが支えとなったからこそだと思います。
卒業して社会に出ればもっと悩んだり傷ついたりすると思います。 でも負けずに河原デザインスクールの卒業生である事を誇りに思い、 初心忘れるべからずの言葉を決しておろそかにせず、頑張ります。 こんな私を見捨てずに最後まで面倒を見て下さった事に本当に感謝しています。
本当にありがとうございました。

梁守 めぐみ