世紀末を経験する
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世紀末を経験する

世紀末を経験する

1997年 平成九年 四月 講話 河原 碧子

今日ここに、お集まりの皆さんはこれからデザインと云う今迄と全く違った世界に挑戦しようと勇気ある精神の持ち主だろうと思います。最近の社会の色々な情勢は、皆さんが考えている以上のスピードで変化と進展をしています。これから皆さんは物凄い勢いで通りすぎて行く世紀末を経験し、新しく21世紀という歴史的な過渡期を生きるという「貴重な時期」を経験する事になります。
新しい時代の風を全身で受け止め、感じながらも21世紀という歴史的な未来は、一体どうなるのだろうかと思う不安と期待が 入り混ざって、心をときめかせながらの毎日を、過ごす事になるでしょう。
長年のデザイン教育で人間の心にとって大切なものは守るという姿勢を維持しながら「自然にかえろう」を主なる基本テーマにしています。
伝統の中にある良い部分を残しつつも 時代に即応した新しいデザインが大切である事を伝えて行こうと思っています。
☆現代人は多くの情報に迷い疲れています。物事を落ちついて判断するには気持にゆとりがあってこそ人の心にアピールするデザインが出来るのだと思っています。
☆「努力する」とか「闘志満々」とは「やる気」の事で「やる気」があってこそ、色々良いものを吸収する能力は湧いてくるものです。
☆才能教育は 皆さんの中にある創造意欲に目覚めた時に即、手をつける様に指導しないと何時の間にか気力が薄れてしまうものです。
☆皆さんの年頃は、色々な出来事に感じ易く少しの事でも嬉しく思い又、悲しく思ったり、喜んだり、怒ったりもする感受性が鋭く強い時期です。
こうして、あれこれ思っているうちに、あっという間に過ぎてしまうのが 人生です。
「後悔先に立たず」という言葉がありますが、毎日を大切に、精一杯過ごしたか どうかによって、あなた方自身の人生がどうゆう方向に向かって行くのか決まるように思います。それは「若いときがどれだけ大切かHow important is the youth?」と当校のポスターのキャッチフレーズで強調しています。
精神を若々しく維持しながら自分の考えている事や創造する事で 如何に人間の世界に貢献できるかという事に関心を持って勉強して行きたいと思います。
深い意義を感じて、「これからの毎日を一日一日大切に過ごして行きましょう」と云う気持を皆さんをお迎えする言葉にしたいと思います。

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